[政治短評]命を食う

【2012年2月2週】気になるニュースや話し合いたいテーマはこちらまで

これは民主党が国民の生命を軽視していることの証明です。

自殺対策「GKB47」 首相撤回表明 「違和感覚える」(産経新聞) – goo ニュース 2012/2/7

「GKB」なるものがあることを知ったのは、一連のポスター撤回などの騒動が起こったときでした。3月の「自殺対策強化月間」の標語らしいのですが、単純に「自殺防止運動」とか「自殺者を出さない運動」の方がずっとわかりやすいではないですか。「自殺」という言葉を隠してまで自殺対策をする理由は何でしょうか。政治家や霞が関が横文字やアルファベットの略称を連発するときは疑って見るべきですが、その意味でもこの「GKB」は疑義があります。

そしてなんといっても、「GKB」は過去に残念ながら自殺を選ばざるを得なかった人たちとその残された遺族に対して、薄っぺらい言葉で自殺防止対策をしようという浅はかすぎる考え、民主党と霞が関は命を軽視する姿勢にしか見えません。これが今の日本政府が見せる国民の命を守る姿勢なのでしょう。

おまけに、こうした騒動があったにも関わらず、あるいはこうした騒動ゆえ、国民が自殺者の高止まりという事態に対してどうすればいいのかという議論が生まれなのです。政府が行うべきは自殺防止だけでなく、国民を現状に目を向けさせることでもあるはずです。「GKB」とポスターを大量に刷る程度で自殺防止ができるなら、元から誰も自殺なんてしません。アメリカでミッシェル・オバマ大統領夫人が先頭に立って子供の肥満防止運動を行っているのとは雲泥の差です。

この出来事を見て思ったのは、民主党政権は反政府運動に対して平気に武器を振りかざすシリアのアサド政権と同類じゃないかということです。シリア政府は積極的に国民を殺す、民主党は自ら絶った命を出汁にしたという違いはありますが、国民の命を大事なものだとは思わないという点では共通しているように感じます。また、シリア国民は政府に対しておよそ対抗できるほどのない武器を持ってでも政府に立ち向かうのに対し、日本では自殺という静かな行為によって政府へ抗議しているように思えてきます。そのどちらも命を犠牲にしてまで政府に対抗しなければならない状況なのでしょう。

ただし、世襲と信任投票によりアサド氏が政権を握ったシリアより日本が不幸なのは、国民自らが選挙によりこんなことをする民主党政権を誕生させるという選択をしたことです。このような国民の命を食い物にして永らえようとする民主党に幻滅して自殺者が増えるようなことがないことを祈るばかりですが、同時に国民軽視の行動しかできない民主党の命ももはや先が見えてしまったようなものでしょう。

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